ライフ・オブ・パイ
監督:アン・リー
信じられない映像美と聞いていたので、てっきり全部実写で三ヶ月くらい海上ロケとかしたのかなあと思ったら、まさかのCG全開の映像で「あ、こっち?」と驚いた。だけど、本編を観ればこの映像の意味が分かる。
良く出来た物語で、それをこの手法で表現したアン・リーの演出も素晴らしいと思うが、海上の話よりも「なぜ自分がパイという名前になったか」の部分のほうが好きでした・・・。あの宗教の説明にかぶる音楽、編集のテンポは最高でした。
3Dを効果的に使っていたのはトビウオさんのところ。画に上下黒帯だして、それを演出に使うなんてアン・リーはお洒落すぎるぞ。アレにはやられた。
動物がほぼ全部フルCGというのもあっぱれでした。エンドロールもよかったしね。
3Dが苦手なひとはコレで克服!
この写真、フランスで行われたライフオブパイの試写会。
実際に小舟に乗って3D映画を観るという体感型。
「マジで舟に乗って観たら面白くね!?ww」なノリが伝わってくる。
俺なら絶対吐く。