世界にひとつのプレイブック
監督:デヴィッド・O・ラッセル
新しいラブストーリー?新しい闘病モノ?
暗い内容を編集と音楽で無理矢理コントラストをつけ明るく演出し、ここぞというときに斬り込んでくる快作。役者陣も素晴らしい好演で、無駄がひとつもなかった。役、事件などの無駄をそぎ落とし、メインストーリーに集中させる演出は見事。
ブラッドリー・クーパーの成長を母親のように見ているので、今回の演技には本当に感動しました。病気にしか見えないんだもの。病んでるんです。本当に。ジェニファーローレンスも素晴らしい演技。若干22才にしてあの色気をだしまくる。B・クーパーとの歳の差なんて微塵も感じさせないところはまさに演技力。笑顔の中に危うさって、そうそう出せるもんじゃないよ。
音楽はなんとダニーエルフマン!でも、ダニーエルフマン度は抑えめでした。むしろ、こういう映画では抑えめの方が良い。いつもダニーエルフマンは主張しすぎで音楽が先走って盛り上がるからテンションがついていかないんだわ。今回は本当によかった!偉そうで申し訳ないけども。
たぶん、もう一度観に行きます。その時加筆しよーっと。
いやー、それにしてもいいおっぱいでしたわ。ジェニファーローレンス。ありがたや。