第85回アカデミー賞の感想
予想もなにもしていなかったので、結果だけを受け止めることいなってしまった今年のアカデミー賞。
とりあえずざっと書くと
作品賞は「アルゴ」
主演男優賞はダニエル・デイ=ルイス(「リンカーン」)
主演女優賞はジェニファー・ローレンス(「世界にひとつのプレイブック」)
助演男優賞はクリストフ・ヴァルツ(「ジャンゴ 繋がれざる者」)
監督賞はアン・リー(「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」)
脚本賞は「ジャンゴ 繋がれざる者」
脚色賞は「アルゴ」
主題歌賞は「007 スカイフォール」
作曲賞は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
美術賞は「リンカーン」
編集賞は「アルゴ」
音響編集賞は「ゼロ・ダーク・サーティ」と「007 スカイフォール」
録音賞は「レ・ミゼラブル」
外国語映画賞は「愛、アムール」
長編ドキュメンタリー映画賞は「シュガーマン 奇跡に愛された男」
短編ドキュメンタリー映画賞は「Inocente(原題)」
短編実写映画賞は「リッチーとの一日」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞は「レ・ミゼラブル」
衣装デザイン賞は「アンナ・カレーニナ」
視覚効果賞は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
撮影賞は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
長編アニメーション賞は「メリダとおそろしの森」
短編アニメーション賞は「紙ひこうき」
とにかく、主演女優賞にジェニファー・ローレンスが輝いたのはとても嬉しい!世界にひとつのプレイブックの演技は本当に素晴らしかった!とはいうものの、他の主演女優賞ノミネート作品を一つも観ていないのもあるんだけど。世界にひとつのプレイブックの感想はこれ→ http://ponnosuke.hatenablog.com/entry/2013/02/24/014420
作品賞が『アルゴ』になり世界が湧いた!と言っても、いまいちアルゴにピンと来なかったので、劇場で再上映するからもう一度観に行きます。
助演女優賞はレ・ミゼラブルのアン・ハサウェイとな!ダークナイトライジングのキャット・ウーマンのケツが受賞したともっぱらの噂ですね。
監督賞にライフオブパイのアン・リー。これは・・・演出とアイデアが評価されたんだろうな。原作の味付け方もうまかったんだろう。でも俺はデヴィッド・O・ラッセル監督の方が上手と感じましたがね。
脚本賞にはジャンゴ!これは期待だ。映像的に楽しみなのに、脚本が評価されているとなると期待はさらに高まる!ムーンライズキングダムが受賞してほしかったなーというのはちょっと思ったりしている。
メイクアップ賞をとったレ・ミゼラブル。これには納得いかない。あのラストのヒュー・ジャックマンは明らかに年をとってるようには見えなかったし、時間の経過をメイクで表現しきれているとは到底思えなかった。時代を再現するのは当たり前の努力だと思う。それなら単純にホビットにあげてもよかったような。
一番俺が納得いっていないのは、長編アニメーション賞をとった「メリダとおそろしの森」だ!なんでこんな映画が!盛り上がりもないし、主人公の動機が浅すぎて行動についていかなかった。かわいくもないし、CGがキレイなのは髪の毛だけじゃないか。それならフランケンウィニーの方が確実に面白いし、きっとシュガーラッシュの方が面白いはず!なんでメリダなんだ!パラノーマンじゃだめだったのか!なんでだ!
ま、とりあえず思ったことはこれぐらい。
日本アカデミー賞のことも色々書きたいけど、一応アカデミー会員なのであまり書けません。とりあえず俺はもちろん桐島推しでございます。はい。