テッド/TED
監督:セス・マクファーレン
大ヒット御礼。二回観に行きました。
二回目は何がこんなにウケてるんだと思ったので日曜日の夕方という一番混んでる時間帯をチョイス。案の定一番大きいスクリーンが満席。客席はまさに老若男女。カップルから老夫婦まで全部いた。みんな笑ってた。中には泣いてる人もいた。
二回観たけどやっぱりこの映画は面白い。尻すぼみ感はあれど、中盤までは最高。
テンポとノリで見せる映画故に、どこを描くかが重要になってくる。その点テッドは見事にいらない部分を省略し、シンプルな内容で攻めてくる。そこにギャグを上乗せしまくっているのだが、このギャグのセンスが逸品なのである。笑えるのは当たり前だが、物語の進行を邪魔しないのだ。会話や動きの中に少し織り交ぜるネタがジャブのように効いてきて、シーンの終わりでバチっとストレートを食らわせられる。
クマのぬいぐるみと下ネタというギャップに徹底したのも良。これは世界共通のものだし、所々に挟む映画ネタやアメリカンあるあるも、元ネタを知らなくてもテッドがギャグを連発するのですぐに過ぎるのだ。漫才だとナイツのネタに近いかもしれない。
それにしても、このテッドのCGはくるところまできた。もう本当にいる。マーク・ウォールバーグの演技もすごいし、テッドの存在感は素晴らしい。二人がケンカするシーンはまさに技術あってのもの。技術に感謝。文明に感謝。
俺は最後の展開は別に許す派だけど、あれは一般客向けサービスと捉えている。こういう映画はあんな感じでいった方が安全牌。後味もいいしね。テッドはそういう映画だと思う。
俺がテッドで一番好きなところは、雷がなってテッドが部屋に飛び込んでくるところです。あの「アワワワワ(((( ;゚д゚))))」ってなってるところが最高にかわいいし笑える。やっぱ、コメディ映画にオリジナルソングは必須!雷兄弟!
そそ、働かなきゃね。
はたらーこおーはたらーこおー