ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝
監督:ツイ・ハーク
馬鹿アクション映画『HERO』と冒険活劇『ハムナプトラ』を混ぜた様な映画。そこにイケメン大量投入、美人さんも引き連れ、壮大なロケーション、大規模なセット、そして3Dという盛り沢山すぎる内容の2時間が体験出来る。
正直なめてた。タイトルもアホだしポスターもアホだし、予告もアホっぽいし、もうアホ映画なんだとなめてた。そしたら、すっごくアホを真面目にしてました。なめててすんません。
冒頭と終盤の展開はハリウッドでも観れるんだけど、中盤に出てくる謎の頭脳戦をブチ込むセンスは中国映画ならでは。しかも、そこが結構楽しい。
ものすごいキャラクターが多い映画なんだけど、一人一人キャラクターがかぶってないからすぐに覚えられる。ハリウッドが忘れてしまった映画がこれに詰まっているのかも。
タイトルにある「空飛ぶ剣」は、手にしたら空を飛べるとかではなく、ジェット・リーやらみんなピョンピョン飛びながら戦うので魔法の力を借りずとも飛んでるのです。だから空飛ぶ剣。
さらに、ワンピースで言う覇気を使うやつとかも出てくる。めちゃくちゃなんだけど、使えそうなヤツだから納得しちゃうのだ。
幻の秘宝はちゃんとあるのでご安心を。
舞台挨拶でも飛んでたそうです。