ゾンビ映画?パンデミック映画?ブラピが超イケメンの『ワールドウォーZ』
監督:マーク・フォースター
ブラピが映画権をゲットしてプロデュースしまくったパンデミック映画。
予告編で見たとにかく全速力で走るゾンビみたいなやつらが山のように押し寄せてくる映像は圧巻で、もっともっとアレが観たかったなあ。山というより川か。だから面白いんだけど、映像的興奮は正直その箇所しかない。あとの緊迫感はゾンビ映画の要素やらスパイ映画の要素やら。再撮が繰り返されたのが原因だと思うが、不思議な映画になったことは間違いない。
久々にブラット・ピットの顔を大きな画面でヨリで見ると、年をとったな〜と感じる。パパ役がとても似合うし、この映画でもイケメンパパ度がハンパない。同じ世代のトム・クルーズやキアヌはあんまりこんな役しないしなあ。
観ててずっと気になったのは、そのブラピがずっとしていたストール。この生きるか死ぬかの瞬間にストールを巻いているってのがゾンビ映画特有の意味不明な笑いどころの一つなんだと解釈した。それは滑って死ぬ人、ペプシなども一緒である。
マーク・フォースター監督の作品では、ジョニー・デップ主演の『ネバーランド』が大好きなのですが、『慰めの報酬』が面白くなさすぎてがっかりしてました。今回はまた不思議な映画を撮って、どうなるんだマーク・フォースターって感じ。マシンガンプリーチャーまだ観てないな。観よっと。
にしても、パシフィックリムといいこのワールドウォーZといい、驚異に大して壁を創るってのはやっぱ限界があるな。壁という原始的なモノは象徴的だしいいんだけどね。現実ではあまり意味なさそうね。
わっさ〜ってくるし。ゾンビ。わっさ〜